月別アーカイブ: 2018年11月
モンゴル科学技術大学より教員・学生が本校で短期留学
2018年11月2日、モンゴル科学技術大学(Mongolian University of Science and Technology: MUST)より、教員2名ならびに短期留学生4名が来校しました。今回の国際交流は、本校とMUSTとの国際交流協定に基づき、学生支援機構(JASSO)の支援により実現しました。MUST側からの本校への訪問は、今回が3回目で、11月13日まで滞在しました。11月5日には、歓迎会が実施され、互いの学校紹介や自己紹介を通じて、和やかな国際交流のひとときとなりました。
滞在中は、本校商船学科、情報工学科の研究室において、共同研究プロジェクトに取り組むほか、商船祭でのお国の料理紹介、尾道、福山、広島方面への研修旅行を通じて、本校の教員、学生と交流を深めることができました。
弓削商船高専生のためのキャリア教育フォーラム(12/1)を実施します
以下の日程において「弓削商船高専生のためのキャリア教育フォーラム」を実施します。
日時:2018年12月1日(土)
午前の部/9:30~12:00 午後の部/13:30~16:00
会場:弓削商船高等専門学校 第1体育館
午前と午後合わせて60社の企業が集まり、直接説明を聞くことができます。
詳しくは以下のHPをご参照ください。
公開講座「電子機械工学科体験授業I」(12/15)、「電子機械工学科体験授業Ⅱ」(12/15)、「バスケットボール教室 第2回」(12/16)の申込受付を開始しました
公開講座「電子機械工学科体験授業I」、「電子機械工学科体験授業Ⅱ」、「バスケットボール教室 第2回」の申込受付を開始しました。
詳細は公開講座一覧のページよりご確認ください。
「今治市ものづくり体験講座」を実施
11月15日(木)、今治市の海に関するものづくり体験講座として今治市立近見中学校1年生56名、教員等10名が大三島井口港より練習船「弓削丸」に乗船し、弓削商船高専を訪問しました。
注意事項等の説明の後、弓削丸に乗り込んだ生徒たちは、日本における船の役割や重要性、船に関わる様々な仕事についての講義や、本校についての説明を受けました。本校桟橋に入港後、生徒たちは艇庫や本校施設の見学、各学科の体験授業を行いました。復路では、弓削島沖に仮泊中の日本丸を見学しました。その後は、船内を自由に見て回り、疑問に感じることがあれば教員に積極的に質問するなど、船に対して高い関心を持っていることが伺えました。実体験を通してものづくりの楽しさを感じることができ、また、海洋人材の必要性や重要性について深く学ぶことができ、大変貴重な時間となりました。
愛媛大学 森脇防災情報研究センター長を招いて防災講習会を実施
11月16日(金),愛媛大学防災情報研究センター長の森脇亮教授を招いて,「実例に学ぶ防災の基礎知識」というテーマで「防災講習会」を実施しました。1年生全員及び学生会・寮生会の役員に教職員を加えた約160名参加しました。
森脇教授からは,平成30年に発生した主な自然災害の紹介を皮切りに,愛媛県でも大きな被害を受けた7月の「西日本豪雨災害」についても,当時の気象の概況や各地の雨量,土砂災害警戒判定メッシュ情報,洪水警報の危険度分布,土砂災害の被害の状況など具体的な資料を提示され,わかり易く説明していただきました。
また,高い確率で発生が予測されている「南海トラフ巨大地震」だけでなく,いつ起きるかわからない災害に備えるための「防災マップ」の見方や災害時における優先順位は「自助」・「共助」・「公助」であること,防災力を強化していくためには防災教育の充実していくことが重要であることなど多くの教示をいただき,充実した内容となりました。
本校でも,7月の西日本豪雨災害の影響を受け,上島町が10日あまりの断水となり,学寮の生活維持が困難となったため臨時休校措置をとりました。このようなこともあり,飲料水を含めた「水」の重要性を痛切に体験したばかりでしたので,今回の講習会は学生のとっても身近な事象としてとらえられたのではないかと思います。
今回の講習会は,平成30年度KOSEN(高専)4.0イニシアティブ事業「離島工学に基づく防災・減災に精通したIoT技術者育成プログラム」の一環として実施したものであることを付け加えておきます。
知的財産管理技能検定3級試験対策講座を実施しました
本校地域共同研究推進センターは、弓削商船高等専門学校技術振興会と共催で、知的財産管理技能検定3級試験対策講座を11月10日(土)、11日(日)に実施しました。
知的財産管理技能検定は、技能検定制度の下で実施されている国家試験で、政府の「知的財産推進計画2018」の中でも、知的財産管理技能士資格の取得が奨励されています。
今回の講座は、壬生弁理士事務所の壬生優子弁理士を講師に招いて行いました。受講生たちは、知的財産の基本的な知識を熱心に学び、3月に実施される検定に向けて、真剣な表情で問題演習等に取り組んでいました。講義中は、特許や著作権について普段の生活や業務の中で感じている疑問点に関する質疑応答も活発に行われ、大変有意義な講座となりました。
sakura.io体験ハンズオンを開催しました
11月13日(火),さくらインターネット株式会社を招いて,「sakura.io体験ハンズオン」を実施しました.情報工学科3年生から5年生,電子機械工学科の5年生や専攻科生の希望者39名と教員4名が参加しました.
ほとんどの参加者は,IoT(Internet of Things)とよく耳にするが,実際に触れたことがない,クラウドは利用したことがあるが自らが設定するのは初めてという学生でした.約3時間のハンズオンを体験した学生は,基礎知識となる組込みやWebに関する知識を既に持っており,クラウドを利用したIoTの仕組みを十分に理解でき,大変満足していました.
今後,本校ではIoT技術を活用できる技術者を育成し,地域の抱える問題などをIoTで解決するプロジェクトを推進していく計画です.本取組みは,KOSEN(高専)4.0イニシアティブ平成30年度事業として「離島工学に基づく防災・減災に精通したIoT技術者育成プログラム」の一環として実施した事業です.
第15回全国高等専門学校デザインコンペティション「AMデザイン部門」で審査員特別賞を受賞!
平成30年11月10日(土)~11日(日)の2日間にわたり、釧路高専が主管となり第15回全国高等専門学校デザインコンペティション「デザコン2018 in 北海道」が開催され、本校からは、AMデザイン部門へ電子機械工学科5年、弓戸皐生くん、若松芽生さん、西原健朗くん、山田陸くんが参加しました。
このAMデザイン部門は、「スポーツ支援アイテム開発」をテーマに、3Dプリンタを使って自由な発想と独創的なアイデアを競う部門であり、本校は審査員特別賞を受賞しました。
AMデザイン部門には全国高専から26チームがエントリーし、予選(書類審査)を通過した本校を含む9チームが本選に出場しました。本校は、「ダーツ競技のための3Dプリントシステム」というタイトルで、3Dプリンタの新しい未来を切り開くような斬新なアイデアが評価されました。
1日目には口頭発表と質疑応答、2日目はポスターセッションにより審査が実施されました。本校では11月3日(土)~4日(日)は商船祭があり、準備時間を確保するのが困難な中での出場でしたが、学生たちの頑張りで見事に審査員特別賞を受賞することができました。
第48回商船祭を開催しました
平成30年11月3日(土)・4日(日)の両日に渡り「君の商船祭を食べたい」のテーマのもと、「第48回商船祭」を開催しました。
各クラブが運営する各種バザー、文化部の展示・発表、1年生による音楽会をはじめ、実行委員会主催による多くのイベントが両日に渡り開催され、多くの方にご来校いただきました。
また、例年のとおり本校練習船「弓削丸」を利用した体験航海を実施し、多くの方にご乗船いただきました。
加えて、本年度は今治保健所協賛のもと「健康について考えよう」をテーマに展示を実施したほか、徳島県海運関係者の方が来校され、「海運を知る」をテーマに海運業へのPR活動を実施しました。
(実施した各種イベント・会場の様子につきましては、下記写真をご覧ください。)
幸い両日とも天候に恵まれ、清々しい秋空のもと、盛大かつ無事に開催することができました。
商船祭に関してご意見等ございましたら「お問い合わせフォーム」よりご連絡いただきますようお願いいたします。
「男女共同参画推進講演会」を実施
愛媛県県民環境部県民生活局男女共同参画・県民協働課による講座として愛媛県男女共同参画センター 越智 やよい先生にお越しいただき、「男女共同参画推進講演会」を実施しました。
1 日 に ち 平成30年11月8日(木)
2 時間・対象者 14時40分~15時25分 全学科2年生
15時30分~16時20分 教職員
3 演 題
学 生「気付こう!それは人権侵害 ~恋人間のデートDV~」
教職員「デートDV・ストーカー被害への対応~DV家庭で育つ学生も視野に~」
4 場 所 本校アセンブリホール
5 講 師 愛媛県男女共同参画センター 越智 やよい 氏
6 主 催 男女共同参画推進室及び学生相談室
講演会では、男女が対等な立場で尊重できる関係について、幅広い内容をお話いただきました。参加者は、皆熱心に講師のお話に聞き入っていました。
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)について理解を深めること、ドメスティック・バイオレンス(DV)等の被害者にも加害者にもならないよう未然に防止することなど、正しい知識を習得することができ、有意義な研修となりました。