月別アーカイブ: 2017年8月
第65回 教員研究懇談会を実施
平成29年8月3日(木)13時10分から弓削商船高等専門学校第一会議室にて、第65回教員研究懇談会が開催され、今年度着任された総合教育科の要弥由美先生、電子機械工学科の森耕太郎先生、総合教育科の牧山隆洋先生による講演が行われました。
要先生は、「学力の低い短大生にレポートを書かせた経験譚」と題して講演され、これまでの教育経験についてご説明いただきました。
森先生は、「資源循環社会の実現に向けた取り組み ~バイオディーゼル燃料について~」と題して、先生の取り組まれてきた研究内容について講演いただきました。
牧山先生は、「弓削商船の物理」と題して、現在行われている授業について実験の様子も交えてご説明をいただきました。
講演後は、質疑も活発に行われ有意義な講演会となりました。
練習船「弓削丸」にて研究航海(GNSSブイを用いた海底地殻変動観測)を実施
昨年度より、科学研究費助成事業(科学研究費補助金)によって、東京大学地震研究所の加藤照之教授を中心とする研究グループの一員として本校の商船学科二村教員及び練習船「弓削丸」教職員が活躍しています。
今年の6月には、練習船「弓削丸」にて高知県の足摺岬沖へ向けて出航し、足摺岬沖南東約40kmの研究海域に音響測距用の海底局3基を設置し、様々な研究データの取得に成功し、無事研究航海を終えることができました。
本研究は津波の早期検知やプレート間巨大地震の実体解明など、わが国における防災力の向上に大きく寄与する研究ですので、今後ますますの研究成果が期待されます。
今回の研究航海の詳しい様子は、内閣府宇宙開発戦略推進事務局「みちびき(準天頂衛星システム)」の公式サイトにおいて紹介されておりますのでご覧ください。
公開講座「簡単手作りオリーブ石鹸講座」を実施
弓削商船高専では8月8日(火)に公開講座「簡単手作りオリーブ石鹸講座」を実施しました。
この講座には、小学校1年生から中学校6年生までの12名が参加しました。始めに講師よりオリーブ石鹸の作り方として、油と苛性ソーダと水を使うことについての説明と苛性ソーダの取り扱いなど石鹸作りの作業における注意点についての説明がありました。その後、石鹸作りに取りかかり、3種類の油で石鹸の原料となる液体を作りました。次に、その液体をボトルに移し、10分近く振ってなじませる作業に移りました。子ども達は石鹸が出来上がるのが待ち遠しいようで、何度もボトルの中の状態を確認しながら皆で楽しそうに作業を行っていました。
最後に、液体を型に流し入れて本日の講座は終了しました。型に流し入れた石鹸は各自で持ち帰り、1週間ほどで型から取り出してカットした後、風通しの良いところで約2ヶ月間乾燥させると完成となります。
参加者からは、「振るのが難しかったけどうまくできて良かった」、保護者からは「身近なものを作ることができて楽しかった」等の感想が寄せられました。
平成29年度前期授業終了に伴う全校集会および表彰伝達を行いました
夏休みを前に全校集会を開催し、教務主事、学生主事より、夏休み中は事件や事故、トラブルに巻き込まれないよう注意事項や連絡がありました。
併せて、第54回四国地区高等専門学校体育大会、第4回全国高等専門学校弓道大会中四国予選、愛媛県高等学校東予地区総合体育大会等において活躍した学生たちに賞状やメダルが授与されました。
後期授業は9月25日(月)より始まります。
一斉休業のお知らせ 8月11日(金)~8月16日(水)
このたび、本校では下記の期間、一斉休業を実施いたします。
実施期間中は、窓口業務等を停止いたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
実施期間 : 平成29年8月11日(金)~平成29年8月16日(水)
緊急連絡先 : 080-1943-3614(警備員)
公開講座「3Dプリンタで“かみりん”をつくろう。」を実施
弓削商船高専では、8月5日(土)に公開講座「3Dプリンタで“かみりん”をつくろう。」を実施しました。
この講座には、小学校1年生から6年生までの5名が参加しました。最初に講師から3Dプリンタの成り立ちや仕組みについて説明があり、3Dプリンタについて学ぶことができました。
その後、あらかじめ3Dプリンタで作製された上島町のゆるキャラ“かみりん”が一人一人に配られ、まずは凹凸をなくすために表面を研磨材で削る作業を行いました。しばらくして表面が滑らかになると、絵の具で好きな色を作り、色付けの作業を行い、最後に装飾品を作って完成させました。
どの工程も細かな作業が多く、難しそうにする場面も見られましたが、完成後は自分だけのオリジナルの“かみりん”を満足そうにじっくりと眺めていました。
子ども達からは、「色を塗るのが難しかったけど上手に出来たのでうれしかった。3Dプリンタはすごいと思った。」などの感想が寄せられました。
公開講座「ラジコン自動車を組み立ててみよう!」を実施
弓削商船高専では、8月5日(土)に公開講座「ラジコン自動車を組み立ててみよう!」を実施しました。
この講座には、小学校4年生から中学校2年生までの9名が参加しました。最初に講師からものづくりの大切さについて話があり、その後ラジコン自動車の組み立て方や各パーツの働きについて説明を受けました。
説明が終わると、さっそく子ども達は電子部品を使った車体の組み立てに取り掛かりました。最初は部品を取り付ける順番などに手間取っていたものの、説明書と照らし合わせながらほとんどの子どもが自分の力だけで完成させることができました。完成後は、自分の作ったラジコン自動車でボールを持ち上げたり運んだりするなど、思い思いに動かして楽しむことができました。
子ども達からは、「荷台やシャベルを取り付けるのが難しかったけど、遊ぶときはすごく楽しかったので家でもしたいです。」などの感想が寄せられました。
新日本風土記「しまなみ海道 島物語」の再放送について
下記日程で昨年放送されたしまなみ海道の特集の中で本校が一部紹介されます。
保護者のみなさん、OBのみなさんをはじめ多くの方々に見ていただければ幸いです。
再放送 8月18日 夜 9時~ BSプレミアム
再々放送 8月25日 朝 8時~ BSプレミアム
公開講座「プログラムでゲームを作ろう」を実施
弓削商船高専では、8月1日(火)に、公開講座「プログラムでゲームを作ろう」を実施しました。
この講座には、小学校5年生から中学校3年生までの8名が参加しました。まず、プログラミングの基本について講師から説明があった後、「Scratch」というプログラミング言語を用いて、簡単なゲームの作成に取りかかり、自分が選んだキャラクターをパソコン画面内で動かすなど一つ一つ講師に教わりながらプログラミングについて学習しました。
子ども達は、一通りの説明が終わった後も講師に積極的に質問するなどして、最後まで自分だけのオリジナルのゲーム作りに夢中で取り組むことができました。ゲームが完成すると、完成したゲームを友達同士で互いに見せ合い、出来映えを楽しんでいる様子でした。
子ども達からは、「プログラミングの楽しさを知ることができた」「難しかったけど、うまくいったときはとてもうれしかった」などの感想が寄せられました。