弓削商船高専では、7月31日（月）に公開講座「燃料電池カーを組み立ててみよう！」を実施しました。
　この講座には、小学校１年生から中学校１年生までの５名が参加しました。最初に講師から燃料電池の仕組み、動く原理についての説明を受けました。
　その後、講師から組み立てる際の注意点、道具の安全な使用方法の説明があり、実際に燃料電池カーを組み立て始めました。燃料電池カーの組み立てに、はじめは悪戦苦闘していましたが、学生に教えてもらいながら全員が自分の力で組み立てることができ、完成させた車をコース内で走行させると、想像していた以上に速く走る姿を見て喜びの声をあげていました。最後はそれぞれ自分の作った燃料電池カーでタイムを競い合いました。
　子ども達からは、「速く走らすことができた」「ものすごく楽しかった」などの感想が寄せられました。保護者からは、「思っていたより工具がうまく使えたことに驚いた」などの感想が寄せられ、皆が満足のいく時間となりました。

　弓削商船高専では、7月30日（日）に、公開講座「作って学ぼう七宝焼」を実施しました。この講座はとても好評で、小学校1年生～70歳代の様々な世代、22名が参加しました。
　まず、七宝焼の作り方について講師から説明がありました。それぞれが、土台となるスプーンやフォーク、アクセサリーの中から好みの物を選び、完成をイメージしながらデザインを考えました。その後、いろいろな色の釉薬やガラスをのせ、800℃以上に過熱した電気炉に入れ仕上げました。参加者は、どのような作品になるのか焼き上がるのを楽しみに待っていました。思いどおり作れた人もいれば、予想外の色合いになっていた人もいましたが、ものづくりの難しさと楽しさを体験できました。
　参加者からは、「想像と違う物ができて面白かった」「貴重な体験ができ楽しかった」などの感想が寄せられました。

　弓削商船高専では、7月29日（土）に、公開講座「ペーパークラフト（紙工作）体験を楽しもう！」を実施し、小学校1年生から5年生までの11名が参加しました。
　まず、ものづくりの仕組みについて講師から説明があり、その後、実際にはさみとのりを用いてペーパークラフト（紙工作）に挑戦しました。さいころや動物、上島町のゆるキャラ“かみりん”など多数のペーパークラフトの素材が用意されており、子どもたちが好みに応じて素材を選び、真剣な様子で製作に取り組んでいました。時折、講師や保護者の助けを得ながら、一つ一つ丁寧に作り上げ、次々に完成していく作品を眺めながら満足そうな様子でした。
　子ども達からは、「難しかったけど楽しかった」「持ち帰って家で遊びたい」などの感想が寄せられ、保護者からは「自宅では工作をする機会があまりないので良い機会になった」などの感想が寄せられました。