月別アーカイブ: 2024年9月
尾道市内の小学生を対象とした「海事教室」を実施しました New
令和6年9月11日(水)、12日(木)に、尾道市西御所岸壁において、「尾道COOL CHOICEプロジェクト」推進事業の一環として「海事教室」を開催しました。本事業は、令和2年度からスタートして本年で5年目となり、令和6年3月に就航した新弓削丸による初めての開催となります。
本校から商船学科及び電子機械工学科の教職員等が講師として、尾道市内の計3校96名の次世代を担う小学生に対して、「海洋プラスチック汚染問題等の環境課題や、私たちの豊かな生活を支える海運について学び、海と船への関心と理解を深めること」を目的として、「環境学習」、「ものづくり体験」、「ロープワーク」及び「弓削丸体験航海」を実施しました。
「環境学習」では、マイクロプラスチックによる環境問題やブルーカーボンについて取り上げ、海洋環境を守る
大切さなどを学びました。また、弓削丸に装備しているマイクロプラスチック回収装置で採取したマイクロプラスチックを観察し、海洋環境について身近に考えてもらう機会となりました。
「ものづくり体験」では、児童が製品の元になるボルトやナット、歯車の仕組みなど実際の部品に触れながら学習しました。日本のものづくりを支える技術者について理解を深め、児童たちは興味津々の様子でした。
「ロープワーク」では、基本的な結び方や高度で強固な結び方を練習しました。身近な結び方として靴紐等で利用する蝶々結びの構造や、間違いやすい縦結びとの違いについて学び、「おうちに帰って両親に自慢するんだ」と喜んでいました。
「弓削丸体験航海」では、西御所岸壁から尾道水道西側に向けて約1時間の航海を実施しました。児童たちは新しい船内を自由に散策し、操舵体験や双眼鏡を使って海からの景色を見学するなど、「普段知ることができないことを学んだ」と喜んでいました。
先代の弓削丸に比べて大きくなった船内で、児童たちは環境学習や体験学習を行い、楽しい一日を過ごしました。
本年度のイベントは中国新聞や尾道新聞そして毎日新聞に掲載されました。
また、尾道市内の広報誌「広報おのみち」にも掲載され、尾道市内に本事業の魅力を周知することができました。
令和6年度第3回オープンキャンパスの開催について(11/2,11/3) New
令和6年度第3回オープンキャンパスを開催します。
本校に入学を希望する方へ、学科見学・学寮見学・進路相談等を行います。
詳細やお申込み方法は以下のとおりです。
第78回教員研究懇談会を開催しました New
令和6年9月20日(金)、本校アセンブリホールにて第78回教員研究懇談会を開催しました。講演後は、活発な質疑応答があり、有意義な講演会となりました。講演者、演題、内容については以下のとおりです。
総合教育科 准教授 要 弥由美・総合教育科 助教 八原 瑠里
<『型から学ぶ日本語練習帳 10代のはじめてのレポート・プレゼン・実用文書のために』を使った授業の実践報告>
10代の学生がレポート・プレゼン・履歴書・メールなど、学生生活から就職活動、社会生活で役立つ、文書の基本を身につけることを目的に、要准教授が新しくテキストを執筆し、今回、本テキストを用いた授業実践について要准教授と八原助教が講演されました。
総合教育科 助教 濱田 活仁
<高専における学習評価の在り方に関する実践的検討-MCCが掲げる『理想』と現場が抱える『実情』を踏まえて->
MCCが掲げる到達目標達成のため、学生自身が学習の状況・学び方を捉え改善できているのか、MCC到達目標を測定できる評価方法か、事前に学習の前提となる能力を捉え、復習できているかという観点から現場の実情について検討し、講演されました。
岡山県育英会奨学金について(10/3まで)
岡山県内に居住する世帯の学生の方へ
このことについて、岡山県育英会より奨学金の募集がありましたので、募集を開始いたします。申込を希望される方は、10月3日(木)までに学生支援係に連絡してください。
(こちらからの必要書類をお渡しいたします。申込書類の提出は10月11日(金)までとします。)
*添付の案内に、応募資格や貸与月額、収入基準の目安等掲載していますので、ご確認ください。
独立行政法人国立高等専門学校
弓削商船高等専門学校 学生課学生支援係
TEL: 0897-77-4621
【添付ファイル】
・(岡山県育英会)奨学生募集について
令和6年度名誉教授称号授与式を実施 New
本校では、令和6年9月21日(土)に名誉教授称号授与式を執り行いました。
これは、本校において教育上又は学術上特に功績があった方に本校名誉教授の称号が授与されるもので、今回、石田邦光氏(前校長)、髙岡俊輔氏(商船学科教授)及び藤本隆士氏(電子機械工学科元教授)に授与されました。
授与式では内田校長から名誉教授の称号記が授与され、本校における教育・研究の功績を称えるとともに、本校の発展に多大な貢献をされたことへの感謝の言葉が述べられました。
内田校長からの祝辞を受け、被授与者を代表して石田名誉教授から謝辞が述べられました。
授与式実施後には名誉教授の皆さまを囲んで記念撮影を行い、記念行事を締めくくりました。
令和6年度商船学科卒業式・専攻科(海上輸送システム工学専攻)修了式を挙行しました New
令和6年9月21日(土)、令和6年度弓削商船高等専門学校商船学科卒業式・専攻科(海上輸送システム工学専攻)修了式を挙行し、卒業生36名及び修了生2名に卒業証書・修了証書が授与されました。
今年度も、多くの来賓、保護者の方々のご臨席を賜り、盛大に卒業式を挙行することができました。
内田校長から「恵まれた環境の中で多くの友人・地域や産業界の方々と接し、学び、課外活動に精を出し、多くの発表会に参加し、自己向上を図ったことについて、各々が誰よりも高く誇りを持ち、その旨を積極的にアピールしてください」と式辞が述べられました。また、来賓の上村俊之上島町長、広重康成全日本船舶職員協会会長から祝辞をいただき、卒業生・修了生は引き締まった表情で聞き入っていました。
続いて、在校生総代の商船学科3年 水野さくらさんが送辞を述べた後、卒業生総代の堀切匠さんから「私達は明日から社会という未知の大海原へと出航します。時には嵐に出会い、自分の引いたコースラインから外れることもあるかもしれません。しかし、そんな時こそ、ここにいる仲間と過ごしてきた5年半を思い出し、あと一歩踏ん張ってコースライン上に軌道修正し、目的地まで航海を続けていきたいと強く思います」と力強い答辞がありました。
最後に、卒業生一同が登檣礼(とうしょうれい)を実施し、「ごきげんよーう!」の掛け声とともに、全員の制帽が美しく宙を舞いました。
卒業生・修了生たちは穏やかな弓削の海に見守られながら、新しい人生航路へと出航しました。
令和7年度専攻科海上輸送システム工学専攻(学力検査による選抜(第2回))の実施について New
令和7年度専攻科海上輸送システム工学専攻(学力検査による選抜(第2回))を実施します。
詳細については以下のURL先に掲載しています。
https://www.yuge.ac.jp/entrance/advance
自然災害等発生時における授業等の取扱い New
令和6年9月19日から、自然災害等発生時における授業等の取扱いは 添付のとおりとしますので、お知らせします。
学校から特段の連絡がない場合は、各自で気象庁ホームページ、テレビ、ラジオ等で気象情報を確認し、添付のフローに従って判断するようにしてください。
令和6年度卒業生及び修了生に向けた高専機構理事長からのビデオレターについて New
令和6年度商船学科卒業生、海上輸送システム工学専攻修了生及び保護者の皆様
令和6年度商船学科卒業生、海上輸送システム工学専攻修了生に向けて、独立行政法人国立高等専門学校機構の谷口功理事長から、祝辞のビデオレターが届いておりますので、是非御覧ください。
高所作業車運転特別教育を開催します(11/22,23) New
10m未満の高所作業車運転資格を習得するための特別教育を、本校で実施します。
試験等はなく、全てのカリキュラムを受講すれば誰でも資格取得が可能です。
1 実 施 日 令和6年11月22日(金)16:50~18:00
(自動車運転免許を持っている場合は22日の受講は不要)
11月23日(土) 8:00~17:00
2 実施場所 弓削商船高等専門学校アセンブリホール、管理棟前
(愛媛県越智郡上島町弓削下弓削1000番地)
3 対 象 弓削商船高専教職員及び学生、上島町在住の方
4 受 講 料 15,500円(税込)(教本、修了証代を含む)
受講を希望される方は、受講申込書を10月25日(金)17:00までに企画広報室企画係へご提出ください。
【連絡先】
〒794-2593
愛媛県越智郡上島町弓削下弓削1000
弓削商船高等専門学校 企画広報室企画係 宛
TEL:0897-77-4613 FAX:0897-77-4691
E-mail:kikaku@yuge.ac.jp
※お申込みの際の個人情報は本件以外に使用することはありません。
※受講の様子を撮影します。撮影した写真は本校のホームページ等に掲載することがありますので、ご了承ください。