月別アーカイブ: 2015年1月
国立モンゴル科学技術大学副学長等が弓削商船高専を訪問
1月15日、16日に、国立モンゴル科学技術大学のエンフジャラガル副学長、マンガルジャラブ電力工学校長及びツォロモンバートル機械工学校長の3名が弓削商船高専を訪問した。弓削商船高専と国立モンゴル科学技術大学・電力工学校は、2014年9月に教育・学術交流協定を締結している。
1月15日には、弓削商船高専に到着した後、フルミッション操船シミュレータ、大気汚染物質自動計測装置、3Dプリンタ、NCワイヤーカット放電加工機などの設備や、学生寮を見学した。
1月16日には、実習船「はまかぜ」を利用して、生口島の内海造船株式会社瀬戸田工場を見学した。その後、副学長等は本校の教職員に対して講演会を開催し、モンゴル科学技術大学の教育システムの紹介や、学生の活動状況の報告を行った。また、講演会後には本校の教員との意見交換会を開催し、今後の両校の教育、研究交流の内容について打合せを行った。
本校学生会が「いわての学び希望基金」に寄付
平成23年3月11日に発生した東日本大震災から4年が経過しようとしています。
本校学生会では、商船祭や入学式、卒業式の折、東日本大震災の募金活動を実施してきました。これまで学生や保護者の皆様のご協力により、9万円を超える募金をいただきましたので、この度、「いわての学び希望基金」に寄付させていただきました。
本基金では、東日本大震災津波により被災し、親を失った児童・生徒等に対し、給付金・奨学金を給付し、生活支援・就学支援を行っています。
寄付に対して基金事務局より届けられたお礼状を掲載させていただきます。募金活動にご協力いただいた皆様には、この場をかりて厚く御礼申し上げます。[募金額は95,730円(平成26年10月27日)でした]
公開講座「オリジナルキャンドルと入浴剤作り」を実施
弓削商船高専では1月17日(土)に公開講座「オリジナルキャンドルと入浴剤作り」を実施した。
今年は、小学生9名を含む19名が参加した。
参加者は、まず講師から、キャンドルと入浴剤の作り方の説明を受けた後、キャンドル作りにとりかかった。溶かした透明なロウに好みの色のクレヨンを刻んで溶かし、芯を入れたケースに流し込んでいった。1色の人もいれば、何層にも色を重ねて作る人もいて、思い思いのキャンドルを作った。
続いて、入浴剤作りに取りかかった。重曹、塩、クエン酸を混ぜた物に、好みの色粉とエッセンスを加え、エタノールや温水で湿らせ、手で圧力を加えて固めたらできあがった。
受講生からは、「出来上がりが毎回違うので、おもしろいし、ワクワクします。」「ずっと予定があわなかったので、やっと参加できてうれしかったです。」「昨年も参加させていただき、今年も子供と楽しい時間を持てました。」などの感想が寄せられた。
タイ国ナコンパノム大学で海外インターンシップに参加
12月17日~27日の11日間、本科4年生4名と専攻科生3名が、海外インターンシップでタイ国・ナコンパノム大学を訪問し、共同プロジェクトを実施しました。
本校とナコンパノム大学とは、国際交流協定を結んでおり、今回が2度目の訪問になります。プロジェクトでは、「植物の自動灌水・スマホ通知システム」、「スマホを用いた施錠確認システム」、「ジャイロセンサを用いた自転車の方向指示システム」、「小水力発電システムの提案」をテーマにタイ人学生と共同で開発に取り組みました。当初は、言葉の壁で、思うように作業が進みませんでしたが、終盤になるとイラストやジェスチャー等を交え、お互いにコミュニケーションをとる工夫をし、何とか無事プロジェクトを完遂することができました。プロジェクト発表会には、ナコンパノム大学の学長も出席され、実際に作品のデモンストレーションを行い、学長からは、「システムの完成度を高めて、是非実用化して欲しい」旨の提案をいただきました。
滞在中は、「タイ料理の調理体験」、「日本の茶道体験」、「タイ寺院の見学」、「看護学部・パイロット養成学部の見学」など盛りだくさんのイベントを通して、活発な文化交流も実施しました。また、滞在最終日には、日系企業2社を訪問し、「タイ国での苦労話」、「語学の重要性」、「失敗を恐れない挑戦するこころが大切」などの話をお聞きしました。
参加した学生からは「将来に対する自分の可能性を広げられた」、「タイ人の親切さに感動し、微笑みの国を実感できた」、「英語の重要性を認識できた」、「日本(我々)は恵まれている」等の感想が聞かれました。本インターンシップの一部は、学生支援機構の支援を受け、実施されました。
1.プロジェクト1.「小水力発電システムの提案」
2.プロジェクト発表会:「スマホを用いた施錠確認システム」
3.プロジェクト発表会:「ジャイロセンサを用いた自転車の方向指示システム」
4.プロジェクト発表会:「植物の自動灌水・スマホ通知システム」
5.プロジェクト修了式(中央がナコンパノム大学長)
6.パイロット養成学部見学のひとコマ
7.茶道紹介
8.学生交流のひとコマ
9.日系企業訪問
10.タイ料理調理実習・試食
11.看護学部の見学
推薦入試当日の港からの受検者バス運行と車で来られる方へのご注意について
推薦入試当日弓削港より下記、バス、公用車を運行いたします。受検者の方はご利用ください。
弓削港9時着の船より9:45着の船の間
当日は上島町駅伝のため港付近が大変混雑しておりますので混乱のないようお気を付けください。
このため下記の時間帯に生名大橋が通行止めとなります。受検者の方で生名より自家用車で来られる保護者の方は帰りの時間帯になりますのでご注意下さい。
生名橋通行止め時間帯
平成27年1月18日(日)午前11時05分~午前11時25分
全国高専教育フォーラム教育研究活動発表会優秀発表賞を受賞
平成26年8月26日から28日に金沢市アートホール、ホテル日航金沢にて実施されました全国高専教育フォーラム教育研究活動発表会にて、「標語コンクールを通じた情報モラル教育の取り組み」を発表した本校情報工学科 田房 友典教授が優秀発表賞を受賞いたしました。全国高等専門学校機構より12月19日付けで受賞について連絡があり、賞状が届いた1月8日(木)に本校校長室にて、校長より田房教授に賞状が授与されました。
弓削商船高専で第11回運営諮問会議を開催
弓削商船高専では、外部有識者による評価組織としての第11回運営諮問会議を12月22日(月)に開催した。
会議ではまず、第10回運営諮問会議で提言された「商船学科の新しい教育システム」に対する対応として、①大型練習船の短期分割実習方式に対応したカリキュラム②グローバル化に対応した英語教育の強化③商船学科の教員が中心となった分かり易い教科書等の開発④開発教材の電子書籍化等を資料に基づいて担当教員より説明し、運営諮問委員からアドバイスを受けた。
次に、今回の諮問事項として、本校の施設設備の発展的利活用について、現状と今後の課題を担当教員より説明した。その後、運営諮問委員間で活発な議論が交わされ、本校が有する施設設備を用いて、地域に役立つ教育・研究に繋がるような取組を展開するよう提言がなされた。
「模型自動車を組み立てて勝負しよう!」公開講座を実施
弓削商船高専では、12月20日(土)に公開講座「模型自動車を組み立てて勝負しよう!」を実施した。
この講座には、小学校4年生から小学校6年生までの9名が参加した。最初に講師からものづくりの大切さについて話があり、その後に各パーツの働きについて説明を受けた。子ども達は電子部品を使った車体や操作用リモコン組立に熱心に取り組んだ。
子ども達からは、「みんなと協力して取り組みできてよかった。」「難しかったけど楽しかった。」などの感想が寄せられた。