練習船「弓削丸」にて研究航海(GNSSブイを用いた海底地殻変動観測)を実施

 昨年度より、科学研究費助成事業(科学研究費補助金)によって、東京大学地震研究所の加藤照之教授を中心とする研究グループの一員として本校の商船学科二村教員及び練習船「弓削丸」教職員が活躍しています。
 今年の6月には、練習船「弓削丸」にて高知県の足摺岬沖へ向けて出航し、足摺岬沖南東約40kmの研究海域に音響測距用の海底局3基を設置し、様々な研究データの取得に成功し、無事研究航海を終えることができました。
 本研究は津波の早期検知やプレート間巨大地震の実体解明など、わが国における防災力の向上に大きく寄与する研究ですので、今後ますますの研究成果が期待されます。

今回の研究航海の詳しい様子は、内閣府宇宙開発戦略推進事務局「みちびき(準天頂衛星システム)」の公式サイトにおいて紹介されておりますのでご覧ください。

「海のGEONET」研究チームが足摺岬沖で海底局3基を設置〔前編〕

「海のGEONET」研究チームが足摺岬沖で海底局3基を設置〔後編〕

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