尾道市内の小学生を対象とした「海事教室」を実施しました

令和5年9月13日(水)~14日(木)、尾道市役所において「海事教室」を実施しました。これは尾道市が推進している「尾道COOL CHOICEプロジェクト」推進事業の一環として、次世代を担う小学生に対して、海洋プラスチック汚染問題等の環境課題や、私たちの豊かな生活を支える海運について学び、海と船への関心と理解を深めることを目的として開催しました。
 
本イベントでは、本校の商船学科及び電子機械工学科の教職員等を講師として、尾道市内の小学校計3校、約80名の児童に対して、環境学習、ものづくり体験及び弓削丸体験航海を実施しました。
 
環境学習ではマイクロプラスチックによる環境問題やブルーカーボンについて取り上げ、海洋環境を守る大切さなどを学びました。また、マイクロプラスチックを使った万華鏡作りを行い、海洋環境について身近に考えてもらう機会となりました。
 
ものづくり体験では、児童が製品の元になるボルトやナット、歯車の仕組みなど実際の部品に触れながら学習しました。日本のものづくりを支える技術者について理解を深め、本校で作成したロボットの実演では児童たちは興味津々の様子でした。
 
弓削丸体験航海では、尾道中央桟橋から岩子島の沖まで約1時間の航海を実施しました。児童たちは船内を自由に散策し、船橋では操舵体験を行いました。また、機関制御室ではプロペラの回る向きや速さの説明があり、「プロペラは後ろから見て左に回っていることが分かった。普段知ることができないことを学んだ」と喜んでいました。
 
 

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