「学校・学生トピックス」カテゴリーアーカイブ
複数学年での弓削丸実習を実施しました
本校では、商船学科の弓削丸実習において、複数学年で実施する実習を取り入れています。
本年度は、9月27日(火)~29日(木)、10月4日(火)~10月6日(木)、10月18日(火)~10月20日(木)の日程で、商船学科3年生及び5年生の合同実習を実施しました。
本実習は、近年薄れている他学年との交流やコミュニケーション向上をめざして5商船系高等専門学校の中で本校が先行実施しており、今後、5校共同で実施している「次世代の海洋人材の育成に関する事業(人材育成)」のサブプロジェクト内で実習内容等を検証したうえで、他の4校でも合同実習導入に向けての検討を実施していく予定としています。
なお、当初は、3年生、5年生とも緊張している様子でしたが、バディを決め、常に実習中一緒に行動を行うことで、両学年の学生たちのぎこちなさは薄れていき、実習が進むにつれ、先輩後輩の良い関係を築いていっているようでした。
商船学科学生向けに英会話教室を実施しています
本校では毎週月曜日と木曜日の週に2回、16:00から18:00の2時間商船学科の学生向けに英会話教室を実施しています。近隣のArk外語学院の協力を得て、外国人の先生が教えてくれます。
これは、商船系高等専門学校5校共同で実施している「次世代の海洋人材の育成に関する事業(人材育成)」の一環として実施しているものです。また実施にあたって全日本船舶職員協会からもご支援いただいています。
参加は自由としていますが、毎回多くの学生が参加しており、ネイティブの講師の先生と楽しみながら英語を学んでいます。みなさん外航船員目指して一生懸命かつ楽しそうに行っています。
令和4年度第37回瀬戸内商船高等専門学校漕艇大会を開催しました
令和4年10月15日(土)、第37回瀬戸内商船高等専門学校漕艇大会を本学桟橋で開催しました。本大会では、瀬戸内海にある三校(大島・広島・弓削)のカッター部が、それぞれ2チームに分かれ、弓削沖での海上レースの順位を競いました。
学生たちは息を合わせ、力の限りオールを漕ぎ、日頃の練習の成果を発揮しました。また天気も晴天に恵まれ、学生・教職員ともに思い出深い1日となりました。
熱戦の結果、Aチーム・Bチーム(新人戦)ともに、広島商船高等専門学校カッター部が優勝となりました。全体の順位は以下のとおりになります。
【結果】 Aチーム
第1位 広島商船高等専門学校
第2位 弓削商船高等専門学校
第3位 大島商船高等専門学校
Bチーム(新人戦)
第1位 広島商船高等専門学校
第2位 弓削商船高等専門学校
(※大島商船高等専門学校:Aチームのみの参加)
全国高専ロボコン2022四国地区大会 Aチーム「デザイン賞」と「特別賞」受賞
10月9日(日)、「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2022 四国地区大会」(以下、高専ロボコン四国地区大会)が新居浜工業高等専門学校第一体育館にて開催されました。今年度の競技名は「ミラクル☆フライ ~空へ舞いあがれ!~」で、ロボットが紙飛行を飛ばし、5か所の円形スポット、2か所の縦長滑走路、2種類の筒型ベースの中にランディングさせる競技でした。
本校からはAチーム(ロボット研究部)とBチーム(電子機械工学科5年生)の2チームが参加しました。両チームとも予選リーグ敗退でしたが、Aチームは1勝、強豪校と1点差の接戦を行うなど良いパフォーマンスを見せました。
表彰式では、Aチームが「バネを使ったシンプルな射出機構のデザインとダントツの命中率」を評価され、デザイン賞と特別賞(牧野フライス製作所賞)を受賞しました。また、Bチームも特別賞(東京エレクトロン賞)を受賞し、両チームともに審査員から評価されるロボットを製作することができました。
高専ロボコン四国地区大会の様子は、11月13日(日)13時05分から13時59分の時間帯にNHK総合テレビにて放送されますので、是非ご覧ください。(※四国地区のみの放送となります。)
国立モンゴル科学技術大学での海外インターンシップ・国際交流
令和4年9月4日(日)~ 9月17日(土)、モンゴルウランバートル市にある国立モンゴル科学技術大学・動力工学校 (Mongolian University of Science and Technology, School of Power Engineering)、国立モンゴル科学技術大学・交通機械工学校 (Mongolian University of Science and Technology, School of Mechanical Engineering and Transportation) で、本校の学生5名(電子機械工学科5年生1名・4年生2名、情報工学科5年生2名)が、海外インターンシップ・国際交流訪問を行いました。学生達は、インターンシップの研究テーマである「ウランバートルの大気中の粒子状物質の濃度の測定」や「自動車エンジンの排気ガスの測定」実験などを行いました。また、モンゴルの民族歴史博物館、チンギスハーン像テーマパークなどを見学しました。
令和4年度専攻科(海上輸送システム工学専攻)入学式を挙行
令和4年10月3日(月)午前10時30分から、本校第一会議室において、専攻科(海上輸送システム工学専攻)入学式を挙行し、3名の学生が入学しました。
式では、入学生による宣誓が行われ、その後、校長から、「皆さんが身につけなければならない能力には、海運業界のデジタル化に対応できる高度な工学的センスが必要不可欠になるということです。その点、皆さんが恵まれているのは、本校には工学系の学科があり、生産システム工学専攻もあり、デジタル化に対応できる工学的センスを磨く環境が整っていることです。是非、こうした教育環境を有効に利用してください」と式辞がありました。
専攻科入学生は慣れ親しんだ学び舎で心機一転、新たな学生生活が始まりました。
令和4年度商船学科卒業式を挙行しました
令和4年9月23日(金)、令和4年度商船学科卒業式を挙行し、卒業生27名に卒業証書が授与されました。
今年度も引き続き新型コロナウイルス感染予防対策のため、卒業生、保護者及び教職員のみの出席とし、座席の間隔を空けるなどの対策を行った上で式典を挙行しました。
石田校長から「海技教育機構の大型練習船実習を終えられ、知識と技能だけでなく、これから社会人として歩んでいく上で最も重要な高い人間力を身につけてこられたものと思います。ぜひ、その貴重な経験を忘れることなく、これからも自己研鑽に精進してください。皆さんは弓削商船高専で学んだこと、そして、この地で学生生活を送れたことに大いに誇りを持ってください」と式辞が述べられ、卒業生は引き締まった表情で聞き入っていました。
続いて、在校生総代の電子機械工学科4年・上野智貴さんが送辞を述べた後、卒業生総代の江口喬子さんによる答辞が行われました。
最後に、卒業生一同が登檣礼(とうしょうれい)を実施し、「ごきげんようー!」の掛け声とともに、全員の制帽が美しく宙を舞いました。
卒業生たちは弓削商船高専の卒業生としての誇りと使命を胸に、新しい人生行路へと出航しました。
株式会社伊予銀行と連携協力協定を結びました
本校は、9月13日(火)に株式会社伊予銀行と連携協力協定を締結しました。
本協定は本校と株式会社伊予銀行が保有する知的・人的資源および情報等を活用し、地域の発展と産業の振興に寄与することを目的としているものです。
この協定により、しまなみ海道周辺を拠点としている造船会社や海運企業などといった魅力ある地元企業との人材交流や課題解決など、産業の振興と地域の発展に貢献することが期待されます。
第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)に2競技で出場決定
第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)において、本校からセーリングとアーチェリー競技の2競技で出場が決定しました。それぞれの競技の詳細は次の通りです。
■セーリング競技
大会期間:令和4年10月2日(日)~ 5日(水)
出場種目:420級(少年男子)
選手名:柳崎稔貴(電子機械工学科1年)、吉岡和月(商船学科3年)
大会URL:https://www.tochigikokutai2022.jp/kokutai/competition/sailing
■アーチェリー競技
大会期間:令和4年10月8日(土)~ 10日(月)
選手名:村上銀亮(商船学科1年)
大会URL:https://www.tochigikokutai2022.jp/kokutai/competition/archery/
全国高専大会剣道競技にて女子団体優勝、男子個人3位
令和4年8月25日(木)・26日(金)、とくぎんトモニアリーナ(徳島市立体育館)において全国高等専門学校体育大会剣道競技が開催されました。
本大会に四国地区大会を勝ち上がった男子団体の部、女子団体の部、女子個人の部2名、男子個人の部2名が出場しました。男子団体の部は惜敗で決勝に残る事はできませんでしたが、女子団体の部で優勝、男子個人の部では前回大会の覇者を破り3位に入賞しました。
〇成績
男子団体の部 予選リーグ1勝1分(予選リーグ2位)
女子団体の部 予選リーグ1勝1敗(予選リーグ1位)
決勝リーグ2勝0敗 優勝
団体選手:田房希歩(I5)、竹村心(S2)、藤原歩華(I1)
男子個人の部 3位 千田脩(S2)
〇大会URL
https://www.kendo-ct.jp/