いじめ・体罰・ハラスメント防止研修を実施しました

 本研修は「いじめ・ハラスメントの理解と早期対応」と題し、令和2年4月23日(木)15時00分〜15時40分、全教職員を対象に実施しました。講師の眞鍋一水先生は、平成30年度から本校学生相談室のカウンセラーとして毎週木・金曜日に学生相談を担当されています。
 
 近年、人口全体での自殺者数は減少傾向にありますが、小中高生の自殺者数は300名前後で推移しています。自殺した児童生徒が置かれていた状況には、「不明」や「進路問題」等が多いですが、「いじめの問題」や「教職員との関係での悩み」も認められるます。以上のことから、教職員が「いじめ」や「ハラスメント」について理解を深めて未然防止に努め、被害を最小限に抑える早期発見・対応を知ることは、学生の自死を防ぐことに資すると考え、いじめ・体罰・ハラスメント防止について正しい知識を習得することを目的として実施しました。教職員にとって、学生との関わり方に関し、有意義な知識を得る貴重な機会となりました。

 この度が、初めてオンライン配信による研修でした。全ての人にわかりやすい(inclusive)研修を狙い、スライドの展開、色、強調、話し方(ゆっくり)等の工夫をされ、実施後にアンケート調査を実施しました。回答は、今後のオンライン研修等の参考にするとともに、授業にも活用される予定です。

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