タイ国ナコンパノム大学で共同プロジェクトを実施

 12月21日~30日の10日間、本科4、5年生4名が、タイ国・ナコンパノム大学を訪問し、共同プロジェクトを実施しました。
本校とナコンパノム大学とは、国際交流協定を結んでおり、今回が3回目の訪問になります。プロジェクトでは、「スマホを用いた妊婦用マッサージ機の制御システム」、「スマホを用いた遠隔施錠確認システム」をテーマにタイ人学生と共同で開発に取り組みました。当初は、言葉の壁で、思うように作業が進みませんでしたが、終盤になるとイラストやジェスチャー等を交え、お互いにコミュニケーションをとる工夫をし、何とか無事プロジェクトを完遂することができました。プロジェクト発表会には、ナコンパノム大学の産業技術学部長と看護学部長も出席され、実際にプロジェクトで開発した機器のデモンストレーションと英語によるプレゼンテーションを行いました。各学部長からは様々な質問があり活発な議論がなされ、「是非、実用化した欲しい」旨の提案をいただきました。
 滞在中、大学が「スポーツ週間」期間中で、本校の学生もバレーボール競技に飛び入り参加するなど活発な文化交流となりました。最終日には、共同プロジェクトの期間中、お世話になったタイ人学生とハグするなど、別れを惜しむ場面もありました。
 参加した学生からは「タイ人の穏やかな人間性に親しみを覚えた」、「タイ人の親切さに感動し、微笑みの国を実感できた」、「ことばの重要性を認識できた」、「将来海外で働いてみたい」等の感想が聞かれました。本インターンシップの一部は、学生支援機構の支援を受け、実施されました。

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