「研究・教員トピックス」カテゴリーアーカイブ
第63回教員研究懇談会を実施
平成28年8月9日(火)15時30分から弓削商船高等専門学校アセンブリホールにて、第63回教員研究懇談会が開催され、昨年度着任された情報工学科の續木大介先生と総合教育科の梶山裕二先生による講演が行われました。
續木先生は「脳機能研究に携わる上で續木が直面している高専の堆く分厚い壁」と題して講演をスタートされ、脳機能研究に携わることとなった変遷など、学生時代のエピソードを踏まえながらご自身の研究内容について説明がありました。
梶山先生からは「素粒子論と宇宙論」と題して、多くの謎をもつ宇宙というマクロな世界を知るため、素粒子というミクロな世界から考えていくことなど、ご自身の研究内容について説明がありました。
両講演とも参加者から活発に質疑が行われ、よい刺激を受けることのできる有意義な講演会となりました。
- 情報工学科 續木大介先生
- 総合教育科 梶山裕二先生
長尾教員が「Disわぁるどin四国たかまつ(ICT総合展示会)」に出展!
平成28年7月20日(水)、 21日(木)の両日、サンメッセ香川で全国規模のICT総合展示会「 Disわぁるどin四国たかまつ」が開催され、本校からは情報工学科の長尾和彦教授と専攻科生3名が出展しました。
長尾教授らは、展示コーナーで「スマートフォンを用いた小型船舶の安全航行支援と応用に関する研究」について、小型船舶が安全に航海できるシステムを紹介するなど、来場されたお客様と積極的に情報交換を図りました。また、ショートセッションも行い、聴講者が改めて展示コーナーを訪れる姿も見られました。
本展示会を契機として、本校におけるICT分野の産学連携活動の一層の推進が期待されます。
弓削商船高専が技術振興会「しまなみテクノパートナーズ」総会を開催
弓削商船高専は、技術振興会「しまなみテクノパートナーズ」総会を6月9日(木)、今治国際ホテルを会場に開催した。
総会には法人会員、個人会員、弓削商船高専教員等が出席し、四国溶材株式会社の村上景一会長が議長となり、平成27年度事業報告・会計報告、平成28年度事業計画案・予算案等を審議した。
総会終了後は、弓削商船高専教員2名による研究成果発表会を行った。
技術振興会では、今年度も、地域産業界との連携・協力をさらに深め、産業技術の振興と地域社会の発展に貢献するため、資格試験対策講座、講演会、情報交換会等の事業を実施予定である。
- 総会の様子
- 教員による研究成果発表会
FD研修を開催
6月7日(火)に阿南工業高等専門学校 一般教育科 坪井泰士教授を講師として招き、14名の教員参加のもとFD研修を開催した。
この研修では、高専の教育現場で起きている事例について、どう対応すれば適切に学生をサポートできるのか、グループワークによるケーススタディを中心に検討した。参加者は、広範な学生サポート力を学び、有意義な研修となった。
教職員対象の「メンタルヘルス講演会」を実施
平成28年1月29日(金)16時15分から、教職員を対象とした平成27年度第3回メンタルヘルス研修会を、学生相談室が主催して実施しました。広島大学保健管理センターカウンセリング部門小島奈々恵氏を講師に招きし、「面談の技法3」「発達障害」についてお話を聞くことができました。面談の技法については今年度シリーズ3回目であり、学生との面談に関する正しい知識を身につけることができる大変有意義な研修となりました。
情報工学科の徳田准教授が学会賞受賞
一昨年まで豊橋技術科学大学の寺島教授と共同で実施してきたプロジェクトにおいて、本校情報工学科の徳田誠准教授が計測自動制御学会の学会賞「著述賞」を受賞いたしました。
このプロジェクトは2年間をかけて高専9校と技科大10校の教員によって「制御工学教育連携プロジェクト」を立ち上げたのち、高専学生が大学進学後も学習できる制御工学の教科書を出版したものです。
10月27日の学会において豊田高専の兼重教授が代表で表彰式に参加、表彰状の授与を受けました。
学生相談室主催「発達障害講演会」を実施
平成27年12月10日(木)16時20分~17時10分に、電子機械工学科教員、総合教育科教員、電子機械工学科実習に関係する職員を対象として、本校カウンセラー 熊野 春菜 先生による発達障害についての講演会を開催しました。
電子機械工学科教員及び関係職員のほぼ全員、総合教育科においても多くの教員が出席し、効果的な学生支援について正しい知識を習得しました。
内容は以下のとおりでした。
1. 障害者差別解消法について
2. 発達障害とは
3. 発達障害の種類
4. 適応が難しくなる時期
5. 合理的配慮とは
6. 支援プランの立て方
弓削商船高専で第12回運営諮問会議を開催
弓削商船高専では、第12回運営諮問会議を12月7日(月)に開催した。本会議は、外部有識者から学校の管理運営及び教育研究活動の状況について意見を聴き、学校運営の一層の発展に資することを目的としている。
会議ではまず、第11回運営諮問会議で提言された「本校の施設設備の発展的利活用について」に対する対応として、①キャンパス・マスタープランWGを平成27年10月に設置したこと②ランニングコスト等の経費については、支出削減につながる努力・工夫を模索・検討していること③主な機器の具体的な活用事例等を、資料に基づいて担当教員より説明し、運営諮問委員からアドバイスを受けた。
次に、今回の諮問事項として、男女共同参画の推進について、現状と今後の課題を担当教員より説明した。その後、運営諮問委員間で活発な議論が交わされ、男女共同参画をさらに推進するために、女子学生が入学しやすく、学びやすい環境の整備、女性教職員が働きやすい環境の整備について提言がなされた。
弓削商船高専が技術振興会主催第10回「ものづくり」 技術・経営情報交換会を開催
弓削商船高専は、技術振興会主催第10回「ものづくり」技術・経営情報交換会を、11月27日(金)に今治市の今治地域地場産業振興センターで開催した。
技術振興会会員、今治・しまなみ海道地域企業関係者等約30名が出席し、基調講演として、元 株式会社本田技術研究所 主任研究員の平野 允先生が、『特許事例で見るHondaの“先例が無い”モノ造り』と題する講演を行った。その後、株式会社マキタ、江守商事株式会社及び大洋電機株式会社による企業講演と、弓削商船高専教員による講演があった。各講演後には、複数の出席者から質問があり、大変有意義な講演会となった。
講演会終了後、別会場にて開かれた懇親会では、活発な情報交換が行われ、会員同士が交流を深める貴重な機会となった。
- 基調講演を行う平野先生
- 基調講演の様子
- 企業講演の様子
弓削商船高専が平成27年度特許講演会を開催
弓削商船高等専門学校技術振興会では、平成27年度事業の一環として、11月25日(水)に特許講演会を開催した。
今回は、「特許エンターテイメントセミナー初級」と題し、相原特許事務所の相原 正弁理士と古田・田村特許事務所の田村 善光弁理士が講演を行った。
講演は、講師による寸劇も盛り込まれた形式で行われた。高専学生が発明をし、弁理士に相談しながら特許を出願するという設定で、理解しやすい内容になっており、受講者は熱心に聴き入っていた。受講者からは、「身近な発明品を題材にしていたので分かり易かった。」「クイズ形式で楽しく学ぶことが出来た。」などの感想が寄せられた。
- 講演会場の様子
- 講演する相原弁理士
- 講演する田村弁理士