第12回キャンパスベンチャーグランプリ四国で優勝・3位受賞

 平成27年2月6日,高松市において,第12回キャンパスベンチャーグランプリ四国審査会が開催されました.本審査会は,四国地区の大学や高専の学生がビジネス部門とテクノロジー部門でキャンパスベンチャーを提案する大会です.応募総数44件の中から9件が審査会に選ばれました.本校からは,情報工学科4年瀬尾君,生産システム専攻1年の檜垣君らが提案した2件が予選を通過し,その内の1件がテクノロジー部門優勝の四国経済産業局長賞,もう1件がビジネス部門3位の日刊工業新聞社賞を受賞しました.なお,優勝したプランは3月6日に開催される全国大会へ出場します.

○テクノロジー部門 四国経済産業局長賞(優勝)
プラン名:スマートフォンを用いた災害時用情報共有システム
瀬尾敦生(情報工学科4年),宇崎裕太(情報工学科4年),肥田琢弥(情報工学科4年),山本愛奈(情報工学科4年)

概要:大規模災害発生時において,避難所,救助隊などの組織が連携することが必要不可欠であり,そのために最新の情報を共有することが最も重要である.東日本大震災では,各種インフラの断絶によるシステムダウンが情報共有に大きな支障をきたしてきた.このことから,災害発生時の各種インフラ断絶時でも機能する情報共有の仕組みが必要である.そこで我々は誰もが持っているBluetoothやWiFiといった近距離無線通信を使用する.

○ビジネス部門 日刊工業新聞社賞(3位)
プラン名:簡易型Zigbeeネットワークで稼働する子供見守りシステム
檜垣俊樹(生産システム専攻1年),村上麻矢加(情報工学科5年),岡野さくら(情報工学科5年,亀島加奈恵((情報工学科5年),福羅亜利沙(情報工学科5年)

概要:本提案プランは,防犯ブザーにGPSと通信機能を持たせ,クラウドに位置情報を常に送信し,保護者にその情報を活用した見守りサービスを提供する.Zigbeeを用いて独自のネットワークを作成し,そのネットワークを用いて子供の位置情報をクラウドに送信する.また日常的なサービスとして,位置情報表示サービス・軌跡表示サービス・防犯ブザー位置転送サービス・到着情報通知サービスの4つを提供する.

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