尾道市内小学生を対象に「海事教室」を実施しました

 令和2年9月16日(水)から18日(金)の3日間にわたり、尾道市にて「海事教室」を実施しました。これは尾道市が推進している「尾道COOL CHOICEプロジェクト」推進事業の一環として開催され、本校商船学科教員等を講師として、尾道市内の計4校の210名の小学生に対し、出前授業を実施したものです。
 学習内容は、環境学習、体験学習、船に関する講義の3つに分けて実施され、特に本校所有の水中ドローンから、尾道水道の海底を映しだされた際には、小学生から歓声が沸き上がり、興味津々の様子でした。
 また、体験学習の中でロープワークやipadを活用した弓削丸VR体験も実施され、小学生にも分かりやすく本校の教育や特色などを伝えることができました。
 環境学習(マイクロプラスチックによる環境汚染に関する講義)及び船に関する講義では、座学がメインでしたが、合間に質問を挟んだり、尾道水道の海水を顕微鏡で観察する等の簡易な科学実験を行うことで、小学生でも楽しんで参加できるよう工夫を凝らした講義を実施しました。
 参加した小学生からは、「尾道水道の海底があんなに汚れているとは思わなかった。」や「海の環境守るため3Rを推進し、ごみの問題を考えていきたい。」といった感想が寄せられていました。

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