海事啓蒙活動の一環として、海事教室と体験航海を実施しました

 12月6日(月)~8日(水)の3日間にわたり、広島県内の小中学校を対象に海事啓蒙活動の一環として海事教室と体験航海を実施しました。
 12月6日(月)は、尾道市立御調西小学校4・5年生(17名)の児童の皆さん、7日(火)は、尾道市立因島北小学校6年生(65名)の児童の皆さんが来校し、本校練習船「弓削丸」での体験航海と海事教室を行いました。
 「弓削丸」では、専攻科生の案内で船内を探検し、船の仕組みを学びました。船橋では実際にハンドルを持って操縦も行い、船がゆっくりと進路を変えると、喜びの笑顔が見られました。「海事教室」では、私たちの生活に身近なプラスチックを取り上げ、実験を通してプラスチックの性質を学びました。また、マイクロプラスチックを使った万華鏡作りでは、自分で作ったオリジナルの万華鏡を覗き、その綺麗さに驚いていました。
 8日(水)は、三原市立本郷中学校2年生(99名)を対象に、尾道しまなみ交流館にて海事教室と「弓削丸」体験航海を実施しました。「海事教室」ではロープワークを学び、戸惑いながらも、楽しんで取り組む姿が見られました。
 船舶や海洋だけでなく、環境問題への興味、理解を深めていただけました。
 なお、本校をはじめとする全国に5校ある商船系高等専門学校では、次世代の海洋人材の育成に関する取組みに係る広報活動の一環として、全国各地で出前授業を実施しています。これらの取組みについては、https://kaiji.info/ にて紹介をさせていただいておりますので、ぜひご覧ください。

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