教職員対象 自死防止研修
本校において毎年実施している、全教職員を対象とした「自死防止研修」を、今年度も令和5年1月27日にアセンブリホールで開催しました。
本校学生相談室のカウンセラーである講師の石丸 雅貴先生から、まず、厚生労働省「令和4年版自殺対策白書」に基づいた高専学生年代の自殺の状況について説明を受けました。次に「死にたい」と考える心理的プロセスについて紹介されるとともに、対応方法を対応例に添って学びました。
研修後に、「具体的な禁忌事項が伝えられており参考になった。」「自死と聞くだけで目を背けたくなるが、そうした変化に気付いた時にどう対応すべきかを知っておくことは大事だと感じた。」「学生を指導する教員として、定期的にこのような研修を実施することは大切である。」等の感想が聞かれました。
本研修は、教職員が一丸となって学生にかかわっていく必要性について改めて認識するよい機会となりました。
1 目 的 学生の自死を防止するため適切な学生支援について学ぶ。
2 演 題 「死にたい」どう対応すべきか
3 内 容 はじめに(教務主事)
学生の自死の現況
自死発生の機制について
学生を観察する際の観点
自死が疑われる場合の初期対応
総括 (学校長)