「専攻科英語キャンプ2014」を実施

 弓削商船高等専門学校では、平成26年9月22日(月)~9月26日(金)の5日間、「専攻科英語キャンプ2014」を実施した。参加者は本校専攻科海上輸送システム工学専攻1年生4名、生産システム工学専攻1年生5名、計9名で、本校専攻科3階レクチャールームにおいて実施した。本校の「専攻科英語キャンプ」は2006年度より始まり、今年で9年目を迎えた。
 本プログラムは、英語母語話者教員による少人数英会話授業(8時間)、本校総合教育科英語教員によるTOEIC対策(シャドーイング)授業(4時間)、英語プレゼンテーション作成準備、発表練習(4時間)、最終日の英語プレゼンテーション発表会(1時間)、英語能力判定テスト(事前・事後テスト)(2時間)を含む、合計19時間にわたる夏期集中、少人数形式で実施された。また、今年度は、ハワイパシフィック大学より男子学生1名をティーチング・アシスタントして迎え、英会話授業などを通して、国際的な交流を深めた。
 最終日の英語プレゼンテーション発表会では、各学生が約5分間、パワーポイントを用いた発表を英語で行い、質疑応答も活発に行われた。英語能力判定テスト((財)日本英語検定協会)を分析した結果、事前テスト総得点平均363点に対し、事後テスト総得点平均392点と、総得点の平均が有意に向上し、参加学生の英語総合力が伸長したことが実証された。
 本教育実践により、短期間で向上した専攻科学生の英語総合力と英語学習へのモチベーションが今後も持続し、さらに向上することが期待される。

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