平成30年3月10日から3月27日にハワイ大学カウアイコミュニティカレッジ(KCC)にて本校商船学科の学生6名を含む商船系高専の学生11名が国際インターンシップに参加しました。本校が本プログラムに参加して今年で6年目なります。
本プログラムでは出発前から現地での理解を助けるためにネット回線により各校を結んだ事前研修を行い、旅の準備だけではなくプレゼンの準備や伝統航海カヌー(Nāmāhoe)やハワイ文化について学びました。さらに外国人講師による英語キャンプも実施し英語に慣れたところでインターンシップに臨みました。
インターンシップ前半はKCCでの英語の授業だけではなく、ハワイの伝統文化や伝統航海術に加え、身体を使った海でのトレーニングや過去に参加した先輩たちが作製を手伝ってきた伝統航海カヌーを使ったトレーニングを行いました。週末は2名ずつに分かれてホームステイをし、現地の家族とともにカウアイ島を満喫しました。後半は通常の授業だけでなく、学生たちが日本を紹介するプレゼンテーションやタロイモ畑体験や「クルートレーニング」と呼ばれる伝統航海カヌーについて学んだ知識等を実践するためのトレーニングプログラムに参加しました。特にクルートレーニングは、日本の学生たち対象ではなく現地の一般参加者に混じって、カヌーの上で求められる船員像について寝食を共にしながら学ぶ総合的なプログラムで、学生たちにとって忘れなれない体験を得ました。
今年は全体的に雨が多く肌寒い日が続き学生たちも大変でした。それでも学生たちは最後まで元気にインターンシップの修了証書を手にして無事に帰国しました。
ハワイ大学カウアイコミュニティカレッジ(KCC)での国際インターンシップ
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