練習船「弓削丸」による体験航海「一日船長」を実施

 7月27日(土)、28日(日)の2日間、弓削商船高専では、練習船「弓削丸」による体験航海「一日船長」を愛媛県松山市及び今治市で実施しました。両日とも受付開始1週間程度で定員の50名に達し、海の日に関連した本校の行事として、関心や人気の高さが伺えました。
 体験航海は2日間で計101名の親子が参加し、参加者は船や海に関わる仕事の説明を受けた後、船内各所を巡るスタンプラリーを行いました。
 子どもたちは、ラリーポイントを巡りながらブリッジで舵を取って操船したり、コントロールルームで計器の説明を受けたり、デッキから望遠鏡で遠くの島や船を眺めたり、六分儀やロープワークの体験をしたり、それぞれ思い思いに約1時間の船旅を楽しみました。ラリーポイントでは、本校学生が各所の説明をし、参加者からの質問にはきはきと答えており、一緒に記念撮影をする姿も見られました。
 体験航海の最後には、参加した子どもたち一人一人に、記念として「船長証明書」が手渡され、笑顔で保護者のもとへ持ち帰り、誇らしげに見せていました。
 参加者からは「船の中にこんなにすごいものがあると思わなかった」、「船長の服を着たり運転したりして楽しかったです」、「もっと船が好きになりました」、「わかりやすい説明と優しい学生さんのお話が詰まった体験だったので大人も楽しめました」等の感想が寄せられるなど高い評価を得ることができました。また、本校練習船「弓削丸」による体験航海を通じて海事思想の普及を図ることで地域に対しても大いに貢献できました。

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