「研究・教員トピックス」カテゴリーアーカイブ
産学連携フォーラム2025・専攻科特別研究中間発表会を開催しました New
本校地域共同研究推進センターは、弓削商船高等専門学校技術振興会(しまなみテクノパートナーズ)と共催で、12月11日(木)に「産学連携フォーラム2025・専攻科特別研究中間発表会」を開催しました。
本フォーラムは、地域社会や産業界の動向から新規研究課題を模索することを目的として開催したもので、今年は38名 が参加しました。
会場となったアセンブリホールでは、四国通建株式会社 DX推進室長 中西 武 氏による企業講演の後、専攻科生による研究発表が行われました。
本校では、これを機会に地域企業の皆様との相互交流による新たな活動に繋げていきたいと考えております。
一般講演(四国通建(株))
専攻科特別研究中間発表
教職員を対象にFD研修を実施しました New
令和7年12月4日(木)、本校メディコ2階PC教室において、株式会社アクセスネットから講師を招き、教職員対象としたFD研修を実施し、教職員約20名が参加しました。
本研修では「生成AI活用実践講座」というテーマで、生成AIの種類・原理、LLM(大規模言語モデル)、プロンプトの基本、個人情報や機密情報の取り扱い、著作権など、生成AIの基礎や生成AIをめぐる社会情勢、業務での活用方法について幅広く学びました。ハンズオンでは、AIチャットボット「アクセスネットくん」を用いたハルシネーションを体験やGeminiチャットのCanvasツールを用いたポモドーロタイマーを作る体験を行いました。さらに、教育の観点での生成AIの活用例についても学びました。
参加した教職員は、非常に興味深い様子で研修を受けており、生成AIの機能に感嘆していました。
生成AIに関するFD研修の事例は全国高専を見ても非常に珍しい取り組みです。なお、本FD研修は、「社会ニーズ取込みによるカリキュラムマネジメント推進経費」で実施しました。
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育を実施しました New
本校地域共同研究推進センターは、弓削商船高等専門学校技術振興会と共催でフルハーネス型墜落制止用器具特別教育を11月30日(日)に実施しました。
技術振興会会員企業である四国通建(株)から講師を招いて行い、本校の学生7名が受講しました。
受講生たちは、フルハーネス型墜落制止用器具に関する基本的な知識を学んだ後、実技に臨みました。実技では3班に分かれて、実際にフルハーネス型墜落制止用器具を装着して使用方法を学びました。
高さ2m以上の作業床を設けることが困難な場所で作業をする場合、この「フルハーネス型墜落制止用器具特別教育」を修了することが労働安全衛生法で義務付けられています。
受講生たちは、無事講習を終え、フルハーネス型墜落制止用器具の使用に関する知識と技術を習得することができました。
高所作業車運転特別教育を実施しました New
本校地域共同研究推進センターは、弓削商船高等専門学校技術振興会と共催で高所作業車運転特別教育を11月21日(金)、22日(土)に実施しました。
(株)アイチコーポレーション アイチ研修センターから講師を招いて行い、学生、職員及び一般から計12名が受講しました。
受講生たちは、高所作業車に関する基本的な知識を学んだ後、高所作業車での実技に臨みました。実技では、説明を受けた後、実際にトラック式高所作業車に乗り込み、上昇、下降等の操作を行いながら技術を習得しました。
作業床の高さが10m未満の高所作業車を操作する場合、この「高所作業車運転特別教育」を修了することが労働安全衛生法で義務付けられています。
受講生たちは、無事講習を終え、特別教育修了証が交付されました。
令和7年秋の叙勲受章者について New
令和7年秋の叙勲受章者が発表されました。
本校関係者の受章者は以下のとおりです。
【瑞宝小綬章】
田原 正信 名誉教授(元情報工学科教授)
瑞宝章は国又は公的業務に長年従事し、功労を積み重ねた人に授与されるものです。
田原名誉教授の受章は、長年にわたって本校の海事及び情報工学関係の研究において優れた業績をあげ、多数の優れた人材を育成したことなどが評価されたものです。
第80回教員研究懇談会を開催しました New
令和7年9月18日(木)、アセンブリホールにて第80回教員研究懇談会を開催しました。講演後には活発な質疑応答が行われ、非常に有意義な講演会となりました。
講演者、演題、内容については以下のとおりです。
総合教育科 准教授 久保 康幸
<数学教材作成システムKeTCindyとの出会い>
動的幾何ソフトや数式処理を活用した数学教材の作成を可能にする「KeTCindy」との出会いを通じて、教育現場における教材作成の新たな可能性について紹介しました。
総合教育科 准教授 松浦 真衣子
<小さなイングランド-ギリシアの島アンドロス>
アンドロス島の自然・文化・歴史、そして「小さなイングランド」と形容される所以について、写真や現地での体験を交えながら紹介しました。
商船学科 嘱託教授 高岡 俊輔
<弓削商船高専での38年間の思い>
弓削商船高等専門学校での38年間にわたる教育・研究・学生との関わりを振り返りながら、技術者教育の現場で得られた経験や学び、そして時代とともに変化してきた高専の姿について語りました。
「出張講演」を実施(9/16,17) New
9月16日(火)、17日(水)にイワキテック株式会社から依頼を受け、技術振興会主催「出張講演」を実施しました。この講演は技術振興会の企業会員から依頼を受け、講師を派遣し講演を行うものですが、今回は地元企業であるイワキテック株式会社から5名が来校し、本校で講演会を実施しました。
「有限要素法による構造力学入門」と題して、電子機械工学科の政家准教授がCAEの中でも広く使われている有限要素法に関して、2日間に渡って講演を行いました。
参加者からは、「全体的に基礎的な部分からしっかりと学ぶことができた。」、「分かりやすく機会があれば他の者も受講させていただきたい。」などの感想が寄せられました。
- 講演の様子
「出張講演」を実施(8/27,9/11) New
8月27日(水)及び9月11日(木)に大洋電機株式会社において、技術振興会主催「出張講演」を実施しました。この講演は技術振興会の企業会員から依頼を受け、講師として電子機械工学科の長井教授、政家准教授、筒井嘱託教授及び総合教育科の伊藤教授を派遣(一部オンライン)し実施したもので、合計18名の参加がありました。
参加者からは、「有限要素について知らないことだらけだったので、話を聞くことができとても勉強になりました。」、「とても簡単に説明されていてわかりやすかった。」、「低品位熱エネルギーについて知れてよかった。」などの感想が寄せられました。
【実施の概要】
日時:8月27日(水)
会場:大洋電機株式会社 岐阜工場
講師:電子機械工学科 筒井嘱託教授
「低品位エネルギーの有効活用」
総合教育科 伊藤教授
「離島工学に基づいた環境・防災・教育活動について」
日時:9月11日(木)
会場:大洋電機株式会社 群馬事業所
講師:電子機械工学科 長井教授
「表層潮流のエネルギー利用」
電子機械工学科 政家准教授
「有限要素法によるCAE入門」
- 講演の様子
教職員対象 令和7年度SPOD講師派遣プログラムを実施しました New
令和7年7月31日(木)に令和7年度SPOD講師派遣プログラムをアセンブリホールで実施し、教職員42名が受講しました。
講師に愛媛大学教育・学生支援機構準正課教育ユニット統括准教授仲道雅輝先生をお招きし、「授業構成を考えるためのインストラクショナルデザイン」をテーマとして、授業改善・教授法に関する講演をいただきました。
講演では、授業改善に役立つ技術習得のための課題分析のワークを行うなど教授法を学ぶ有意義な研修となりました。
令和7年度教職員向けアントレプレナーシップ教育支援講演会を開催しました New
令和7年8月19日(火)、令和7年度教職員向けアントレプレナーシップ教育支援講演会を開催し、教職員と関係者合わせて32名が参加しました。
講師に、株式会社日本パブリックリレーションズ研究所代表取締役所長 井之上 喬 氏をお招きし、「パブリックリレーションズ論」をテーマに講演していただきました。
講演では、教育者側の視点からパブリックリレーションズを用いた課題解決方法の重要性を講義していただき、学生と接する機会の多い教職員にとって、大変有意義な話を聞くことができました。
本校では、今後もアントレプレナーシップ教育の醸成に向けた取り組みを推進してまいります。



















































