「研究・教員トピックス」カテゴリーアーカイブ
令和3年度退職時永年勤続者表彰を実施
本校では、令和4年3月31日(木)に校長室で退職時永年勤続者表彰を執り行いました。
この表彰は、退職時に国立高等専門学校又は国立大学法人、国等の他機関を含む在職期間が30年以上であり、かつ勤務成績が良好である教職員を対象に行うもので今年度は2名の教職員が表彰されました。
表彰式では石田校長から、永年勤続に対する表彰状、記念品が授与されるとともに、長年の勤務に対する感謝の祝辞が述べられ、これを受けて被表彰者を代表して髙木教授から謝辞が述べられました。
表彰式実施後には、石田校長を囲んで記念撮影を行い、記念行事を締めくくりました。
【被表彰者】
情報工学科 教授 髙木 洋
技術支援センター 技術長 伊藤 幸男
本校教員が超異分野学会で「ものづくり研究センター賞」を受賞
本校電子機械工学科の森助教が、令和4年3月4日・5日に開催された超異分野学会 東京大会2022で「ものづくり研究センター賞」を受賞されました。
受賞テーマは、「ロケットストーブとスターリングエンジンを組み合わせた可搬式発電設備の開発」です。このテーマは、離島が抱える課題を工学的視点から解決する「離島工学」を念頭に、森助教をはじめとした研究室メンバーと総合教育科の伊藤教授が共同で取り組んだ研究で、ロケットストーブとスターリングエンジンという既存の技術を活用し、それらをリヤカーに乗せて運べるようにしたアイデアが評価され、今回の受賞に至りました。
今回の受賞について森助教は、「個々の技術に目新しさはなくとも、組み合わせ次第でいくらでも面白い研究はできる。そして、離島の高専が国の最先端の課題に取り組む姿勢を発信できたことが、何よりの成果だと思います」と述べられ、今後の更なる発展が期待されます。
第72,73回教員研究懇談会を開催しました
各教員が取り組む研究についての発表が行われました。講演後は、活発な質疑応答があり、有意義な講演会となりました。
第72回教員研究懇談会 令和3年9月17日(金) 本校アセンブリホール
講演者 | 題目 |
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商船学科 教授 筒井 壽博 | 表層潮流発電システムの研究を”離島工学”で考える |
電子機械工学科 助教 河合 智賀 | 渦と波:乱雑構造から秩序形成へ向かう流体のふしぎ |
第73回教員研究懇談会 令和4年2月28日(月) 本校マルチメディア教室
講演者 | 題目 |
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電子機械工学科 助教 森 耕太郎 | 『離島工学』に基づく卒業研究 |
総合教育科 助教 八原 瑠里 | 活字へダイビング! |
総合教育科 助教 柴田 孝祐 | 多項式と組合せ論 |
弓削商船高等専門学校産学連携フォーラム2021・専攻科特別研究中間発表会を開催しました
本校地域共同研究推進センターは弓削商船高等専門学校技術振興会(しまなみテクノパートナーズ)、本校専攻科と共催で、12月11日(土)に弓削商船高等専門学校産学連携フォーラム2021・専攻科特別研究中間発表会を開催しました。
本フォーラムは、地域社会や産業界の動向から新規研究課題を模索することを目的として開催したもので、当日は約40名の参加がありました。
会場となった本校アセンブリホールでは、株式会社ウスイ電業、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所による一般講演のほか、本校教員・専攻科生による研究発表が行われ、それぞれの講演・発表に対し活発な質疑応答がありました。
本校では、これを機会に地域企業の皆様との相互交流による新たな活動の端緒を探っていくことができればと考えております。
- 教員による研究発表
- (株)ウスイ電業による一般講演
-
国立研究開発法人海上・港湾・
航空技術研究所による一般講演
- 専攻科特別研究中間発表
- 専攻科特別研究中間発表
- 専攻科特別研究中間発表
【月刊高専】に峯脇 さやか先生(情報工学科)の記事が掲載されました
【月刊高専】に峯脇 さやか先生(情報工学科)の記事が以下のとおり掲載されました。
令和3年春の叙勲伝達式を執り行いました
令和3年11月9日(火)本校校長室において,令和3年春の叙勲にて瑞宝小綬章を授与された岩堀宏治名誉教授(元商船学科教授)へ叙勲伝達式を執り行いました。
これは国及び地方公共団体の公務,または公共的な業務に長年にわたり従事して功労を積み重ね,成績を挙げた方へ授与される勲章です。本来であれば,文部科学省にて伝達式が執り行われる予定でしたが,新型コロナウイルス感染症の影響のため中止となり,本校にて実施することとなりました。
伝達式では,石田校長から勲記・勲章が伝達され,お祝いの言葉が贈られました。
最後に,岩堀名誉教授から感謝が述べられ,伝達式は終了しました。
教職員対象 自死防止研修を実施しました
全教職員を対象に、「自死防止研修」を下記のとおり実施しました。
各教職員が力を合わせて学生を見守り対処することで、自死を防ぐことができることについて、改めて学ぶ機会となりました。
1 目 的
学生の自死を防止するため適切な学生支援について学ぶ
2 内 容
はじめに(学校長)
学生の自死の現況(5分)
自死発生の機序・機制について(5分)
学生を観察する際の観点・心構え(5分)
自死の可能性が疑われる場合の初期対応(10分)
演習(15分)
まとめ、質疑(10分)
総括 (学校長)
3 日 時 9月17日(金) 13時30分~14時20分
4 講 師 眞鍋 一水 カウンセラー
5 場 所 アセンブリホール
未受講者用に録画し、後日学内で配信
名誉教授称号授与式を執り行いました
令和3年8月25日(水)に本校会議室において,名誉教授称号授与式を執り行いました。
これは長年にわたり教育上又は学術上特に功績があった方に弓削商船高等専門学校名誉教授の称号を授与するもので,今回,多田 光男氏(元商船学科 教授)及び葛目 幸一氏(元情報工学科 教授)に授与しました。
授与式では,石田校長から名誉教授の称号記が授与され,長年に亘る教育・研究の功績をたたえるとともに本校の発展に多大なる貢献をされたことへの感謝の言葉が述べられました。
石田校長からの祝辞を受け,多田名誉教授から称号記授与に対しお礼の言葉が述べられました。
令和3年度弓削商船高専技術振興会「しまなみテクノパートナーズ」 総会を開催しました
令和3年度弓削商船高等専門学校技術振興会「しまなみテクノパートナーズ」総会を、6月7日(月)~6月18日(金)の日程で書面審議にて開催しました。
総会では、令和2年度事業報告・会計報告、令和3年度事業計画案・予算案等を審議し、回答数の過半数の承認をもって、すべての議案が可決されました。
弓削商船高等専門学校技術振興会では、今年度も産業技術の振興と地域社会の発展に貢献するため、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑みながら、資格試験対策講座、出張講演、産学連携フォーラム等の事業を実施する予定です。
弓削商船高等専門学校技術振興会「しまなみテクノパートナーズ」の情報はこちらからご覧いただけます。
教職員対象 いじめ・体罰・ハラスメント防止研修を実施
全教職員を対象に、「いじめ・体罰・ハラスメント防止研修」を下記のとおり実施しました。
自殺等の重大事案の防止にも関係する、学校全体で取り組む重要課題であり、本研修は、教職員にとって有意義な知識を得る貴重な機会となりました。
今後も研修を重ねながら、いじめ・体罰・ハラスメント防止に努めていきます。
1 目 的
学生対応のスキルを身に付ける。
学生を守り育てることができる校内体制を実現する。
2 テーマ
いじめ防止に関わるいっそうの責任と自覚について。
安全安心な学校を実現するために-「報告・連絡・相談」の徹底と「守秘義務」の遵守について。
3 日 時 5月21日(金) 15時50分~16時40分
4 対象者 全教職員
5 場 所 アセンブリホール
未受講者用に録画し、後日学内で配信。
6 内 容 はじめに (学生主事) 0分
いじめ防止について (学生主事) 10分
体罰・ハラスメント防止について(カウンセラー)15分
質疑 10分
総括 (学校長) 5分