「研究・教員トピックス」カテゴリーアーカイブ
「出張講演」を実施しました
9月21日(水)に浅川造船株式会社において、技術振興会主催「出張講演」を実施しました。この講演は企業から依頼を受け、講師として電子機械工学科の藤本教授を派遣し実施したもので、7名の参加がありました。
「アクティブラーニング講座」と題して、講習や研修のやり方の基本についての講演を行いました。また、新入社員研修や社内教育で使うことができるようなスキル(技術)をペアワークで実際に練習することで、スキルの定着を図りました。
参加者からは、「すごく実践向きな内容で、すんなり頭に入ってきました。これからの教育に役立てていきたいと思います。」、「『見えているのは内容ではなく教え方』という言葉が特に刺さりました。今後に役立てて参ります。ありがとうございました。」などの感想が寄せられました。
第74回教員研究懇談会を開催しました
令和4年9月20日(火)、本校アセンブリホールにて第74回教員研究懇談会を開催しました。講演後は、活発な質疑応答があり、有意義な講演会となりました。講演者と演題については以下のとおりです。
情報工学科 准教授 榎本 浩義
「再構成による学習」
情報工学科 助教 梅木 陽
「機械学習小話」
総合教育科 准教授 牧山 隆洋
「理工系教育のための教材開発」
本校教員が「研究応援Vol.26」若手研究者に聞くに掲載されました
本校電子機械工学科の森助教が、「研究応援Vol.26」若手研究者に聞くに掲載されました。森助教は、本校が掲げる離島の持つ課題を工学的に解決するという「離島工学」の研究、推進を行っています。平成30年7月に起きた豪雨災害で弓削島が断水したことをきっかけに、防災教育や科学教育などを行っていた本校伊藤教授からの相談を受け、可搬式発電設備を開発しています。さらに、この設備を学生の教育にも役立てながら、地元の課題は地元の資源で解決していくという理念の実現を目指した活動が紹介されています。
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令和4年度弓削商船高専技術振興会「しまなみテクノパートナーズ」 総会を開催しました
令和4年度弓削商船高等専門学校技術振興会「しまなみテクノパートナーズ」総会を、6月21日(火)に今治国際ホテルで開催しました。
総会には企業(団体)会員、特別会員、個人会員、弓削商船高専教員等が出席し、藤原 利明会長(正栄汽船株式会社専務取締役)が議長となり、令和3年度事業報告・会計報告及び令和4年度事業計画案・予算案等が審議され、承認されました。
総会終了後は、令和3年度に技術振興会から研究助成を受けた弓削商船高専の教員2名による研究成果発表会が行われ、電子機械工学科のダワァ ガンバット教授が「波状チャネル内の流体の流れと熱伝達」、総合教育科の山本健太助教が「日本語の意味理解に関与する韻律的特徴の探索的研究-ポーズとイントネーションの比較から-」と題した発表を行いました。
技術振興会では、今年度も、産業技術の振興と地域社会の発展に貢献するため、資格試験対策講座、出張講演、産学連携フォーラム等の事業を実施する予定です。
弓削商船高等専門学校技術振興会「しまなみテクノパートナーズ」の情報はこちらからご覧いただけます。
令和4年春の叙勲伝達式を執り行いました
令和4年6月9日(木)本校校長室において,令和4年春の叙勲にて瑞宝小綬章を授与された村上健二名誉教授(元総合教育科教授)へ叙勲伝達式を執り行いました。
これは国及び地方公共団体の公務,または公共的な業務に長年にわたり従事して功労を積み重ね,成績を挙げた方へ授与される勲章です。本来であれば,文部科学省にて伝達式が執り行われる予定でしたが,新型コロナウイルス感染症の影響のため中止となり,本校にて実施することとなりました。
伝達式では,石田校長から勲記・勲章が伝達され,お祝いの言葉が贈られました。
伝達式終了後,懇談会を行い,在職当時の学生寮のことなど貴重なお話をしていただきました。
令和4年春の叙勲受章者について
令和4年春の叙勲受章者が発表されました。
本校関係者の受章者は以下のとおりです。
【瑞宝小綬章】
村上 健二 名誉教授(元総合教育科教授)
瑞宝章は国家、または公的業務に長年従事し、功労を積み重ねた人に授与されるものです。
村上名誉教授の受章は、長年にわたって弓削商船高等専門学校の英語教育、研究において優れた業績をあげ、多数の優れた人材を育成したことなどが評価されたものです。
令和3年度退職時永年勤続者表彰を実施
本校では、令和4年3月31日(木)に校長室で退職時永年勤続者表彰を執り行いました。
この表彰は、退職時に国立高等専門学校又は国立大学法人、国等の他機関を含む在職期間が30年以上であり、かつ勤務成績が良好である教職員を対象に行うもので今年度は2名の教職員が表彰されました。
表彰式では石田校長から、永年勤続に対する表彰状、記念品が授与されるとともに、長年の勤務に対する感謝の祝辞が述べられ、これを受けて被表彰者を代表して髙木教授から謝辞が述べられました。
表彰式実施後には、石田校長を囲んで記念撮影を行い、記念行事を締めくくりました。
【被表彰者】
情報工学科 教授 髙木 洋
技術支援センター 技術長 伊藤 幸男
本校教員が超異分野学会で「ものづくり研究センター賞」を受賞
本校電子機械工学科の森助教が、令和4年3月4日・5日に開催された超異分野学会 東京大会2022で「ものづくり研究センター賞」を受賞されました。
受賞テーマは、「ロケットストーブとスターリングエンジンを組み合わせた可搬式発電設備の開発」です。このテーマは、離島が抱える課題を工学的視点から解決する「離島工学」を念頭に、森助教をはじめとした研究室メンバーと総合教育科の伊藤教授が共同で取り組んだ研究で、ロケットストーブとスターリングエンジンという既存の技術を活用し、それらをリヤカーに乗せて運べるようにしたアイデアが評価され、今回の受賞に至りました。
今回の受賞について森助教は、「個々の技術に目新しさはなくとも、組み合わせ次第でいくらでも面白い研究はできる。そして、離島の高専が国の最先端の課題に取り組む姿勢を発信できたことが、何よりの成果だと思います」と述べられ、今後の更なる発展が期待されます。
第72,73回教員研究懇談会を開催しました
各教員が取り組む研究についての発表が行われました。講演後は、活発な質疑応答があり、有意義な講演会となりました。
第72回教員研究懇談会 令和3年9月17日(金) 本校アセンブリホール
講演者 | 題目 |
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商船学科 教授 筒井 壽博 | 表層潮流発電システムの研究を”離島工学”で考える |
電子機械工学科 助教 河合 智賀 | 渦と波:乱雑構造から秩序形成へ向かう流体のふしぎ |
第73回教員研究懇談会 令和4年2月28日(月) 本校マルチメディア教室
講演者 | 題目 |
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電子機械工学科 助教 森 耕太郎 | 『離島工学』に基づく卒業研究 |
総合教育科 助教 八原 瑠里 | 活字へダイビング! |
総合教育科 助教 柴田 孝祐 | 多項式と組合せ論 |
弓削商船高等専門学校産学連携フォーラム2021・専攻科特別研究中間発表会を開催しました
本校地域共同研究推進センターは弓削商船高等専門学校技術振興会(しまなみテクノパートナーズ)、本校専攻科と共催で、12月11日(土)に弓削商船高等専門学校産学連携フォーラム2021・専攻科特別研究中間発表会を開催しました。
本フォーラムは、地域社会や産業界の動向から新規研究課題を模索することを目的として開催したもので、当日は約40名の参加がありました。
会場となった本校アセンブリホールでは、株式会社ウスイ電業、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所による一般講演のほか、本校教員・専攻科生による研究発表が行われ、それぞれの講演・発表に対し活発な質疑応答がありました。
本校では、これを機会に地域企業の皆様との相互交流による新たな活動の端緒を探っていくことができればと考えております。