月別アーカイブ: 2018年12月

第15回運営諮問会議を開催しました

 11月1日(木)に第15回運営諮問会議を開催しました。本会議は、外部有識者から学校の管理運営及び教育研究活動の状況について意見を聴き、学校運営の一層の発展に資することを目的として毎年開催しているものです。
 会議ではまず、第14回運営諮問会議で提言された「キャリア教育の推進について」及び「学生相談室の現状と課題について」に対する本校の様々な取組について担当教員より説明し、運営諮問委員から助言を頂きました。
 次に、今回の諮問事項である「第4期中期計画に向けた準備の現状と課題」と「平成30年度“KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ事業『離島工学に基づく防災・減災に精通したIoT技術者育成プログラム』の中間報告について」の2項目について、本校の現在の取組状況と今後の課題を担当教員より説明しました。その後、運営諮問委員間で活発な議論が交わされ、それぞれの諮問事項に対して、教育の質の向上、教員の負担軽減、事業の継続性などの観点から提言がなされました。今回頂いた提言を基に、今後更なる改善を図ってまいります。

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平成30年度永年勤続者表彰式を実施しました

 本校では,平成30年12月6日(木)に永年勤続者表彰式を実施し,表彰状ならびに記念品を授与しました。
 この表彰は,在職期間が20年以上であり,かつ,勤務成績が良好である教職員を対象に行なうもので,本年度は情報工学科の塚本秀史教授及び電子機械工学科の瀬濤喜信准教授の2名が表彰されました。
 表彰式では,井瀬校長より永年の勤務に対する労いの言葉が述べられ、これに対し被表彰者を代表して塚本教授から謝辞が述べられました。

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平成30年度防災訓練を実施しました

 本校では,平成30年11月30日(金)に強い地震及び地震に伴う火災の発生を想定した防災訓練を実施し,全学生及び教職員が参加しました。
 学生たちは,地震発生後に机の下に身を隠し安全を確保した後,揺れが収まったら,教職員の避難誘導に従って情報処理教育センター裏の広場へ避難する訓練を行ないました。
 このあと,1年生は上島町消防本部の指導により,初期消火訓練を行ないました。
 いつ発生するか分からない巨大地震等の災害に備え,学生たちは真剣な表情で訓練に参加していました。

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株式会社愛媛銀行との情報交換会を開催しました

 12月5日(水)に、本校第1会議室にて株式会社愛媛銀行との情報交換会を開催しました。
 この情報交換会は、愛媛銀行と弓削商船高専の連携協力協定に基づき、地域における業務の相互の連携を図るため、毎年開催しているものです。
 情報交換会では、本校井瀬校長と愛媛銀行山本副頭取の挨拶の後、愛媛銀行ひめぎん情報センターの園部次長から、「BLOODピッと!」開発協力について報告があり、次に、弓削商船高専の藤本教務主事が、今年度のKOSEN4.0イニシアティブ事業の取組について報告をおこないました。その後互いに意見交換を行い、双方から様々な質問や提案が挙げられました。
 更に、別会場にて開かれた懇親会でも活発な情報交換が行われ、相互の連携を深める貴重な機会となりました。

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キャリア教育フォーラムを開催しました

 12月1日(土)、本校第1体育館において、商船学科3年生、電子機械工学科3年生・4年生、情報工学科3年生・4年生、生産システム工学専攻科生及び保護者を対象としたキャリア教育フォーラムを開催しました。
 今年度はメディア総研株式会社に運営を委託し、企業60社(午前30社、午後30社)、学生152名、保護者44名が参加しました。学生や保護者は各企業のブースを回り、業務内容や福利厚生などの説明に熱心に耳を傾けていました。
 本フォーラムは、学生が今後の進路やキャリアについて考える貴重な機会となりました。

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学生リーダーを対象とした避難生活支援キットの利活用講習会を実施

 11月30日(金)、「避難生活支援キット利活用講習会」を白雲館2階研修室で実施しました。上島町総務課危機管理室の能地係長、羽藤さんにも参加いただき、学生会役員5名、寮生会役員8名、運動部系クラブリーダー18名に教職員を加えた約40名が参加しました。
 はじめに長尾学生主事から本講習会の趣旨説明(災害時の避難生活に積極的に対応できる学生の防災リーダーとしての自覚、認識を高めるとともに、当該分野において地域協力、社会貢献できる人材育成を目指す事)がなされ、その後すぐにグループに別れて、①簡易テント(間仕切り)の組み立て、②段ボールベットの組み立て、③簡易トイレの組み立て・消耗品(トイレ用収納袋)の装着・使用法などの実習を行いました。
 参加した学生は、最初は初めてのこともあり、少し緊張気味に戸惑う雰囲気も感じられましたが、慣れてくるとテキパキとした動作とともに、説明書を見ながらでも要領よく組み立てができました。
 能地係長からは、「上島町でも避難生活支援キットの取扱講習を防災リーダーの方々を中心に行うことがありますが、高齢者の方が多く、組み立てにも時間がもっとかかっていたような気がします。若い人は要領さえ覚えれば、短時間で作業ができますので、いざという時は地域のために協力して頂ければありがたい」旨のコメントもいただきました。
 避難生活支援キット利活用講習会の開催は、本校では初めての試みでしたが、参加学生には有意義な時間となったと思われます。災害が「忘れた頃にやってきた」とならないように、本校でも定期的な行事として取り組み、意識啓発だけに留まらず、少しで社会に役立つ実践的な防災リーダーの育成の輪を拡げていければと思っています。
 今回の講習会は、平成30年度“KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ事業「離島工学に基づく防災・減災に精通したIoT技術者育成プログラム」の一環として実施したものであることを付け加えておきます。

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「船を知ろうよ!~徳島小松島港開港70年記念イベント~高専フェア in 徳島」を実施

 平成30年度“KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ「KOSEN(高専)と産業が連携した、次世代海洋人材の発掘と確保」の一環として、徳島県内の小学校8校(児童約460名、引率教員約50名)を対象に、本校、徳島県、日本船主協会の三団体による「船を知ろうよ!~徳島小松島港開港70年記念イベント~高専フェア in 徳島」を実施し、8月17日(金)及び9月5日(水)~7日(金)に出前授業を、9月11日(火)~13日(木)に練習船「弓削丸」体験航海イベントを行いました。
 出前授業では、本校教員2名が各校へ出向き、船の事、海洋の事、またそれらに関連する仕事について話し、船舶が日本にとって必要不可欠なものであることを児童たちに伝えました。
 練習船「弓削丸」体験航海イベントでは、初めて船に乗る児童も多く、実際に海や船を体感することによって船に対する興味を湧きたたせることができました。また、陸上ではロープワークや紙コップロケット体験なども実施し、児童、特に引率教員に好評でした。
 参加した児童からは、「船に関係している仕事が大切だとわかりました」「新しい発見をさせていただきありがとうございました」「船の仕事をやってみたいなと思いました」といった感想が寄せられました。
 このイベントは、小学生及び引率教員に対する海事の啓蒙という意味で大変有効なものとなりました。

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